うたのたね

旅するシンガーソングライター 旅と音楽の話

えかみふるは

うたとたび

シンガーソングライターとして活動しています。
旅のこと、音楽のことを綴っていきます。

「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」には行ってはいけない。

サワディーカァ〜!

ということで!今回はタイに行ってきたよ♪

 

今回で3回目になるタイ。

1回目と2回目は、2年連続で行っちゃった。

 

今回はなんと最後から約10年ぶりの渡タイ。

 

物価安いし、世界遺産や街、寺院、マーケット、そして何より料理!と見所いっぱいのタイだから3回でも行きたいと思える場所でした。

 

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ところが今回・・・!

ハプニング続きと雨に泣かされて、ちょっと不完全燃焼。

ハプニング続きのおかげで書くこといっぱいあるけど。

 

 

さて、今回の10年ぶりのタイ旅行でまずわたしが申し上げたいのは

タイツアーのド定番

「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」には行ってはいけないということ。

 

タイの水上マーケットというとこんなイメージだと思う。

 

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だいたい、「タイ 水上マーケット」「バンコク 水上マーケット」

とか検索するとこんな感じの写真が出てくる。

 

商品を詰め込んだ手漕ぎ舟がカラフルに川に浮かんで、お店の人もお客さんも船に乗ったまま売買をする。

いかにもタイらしくフォトジェニックだ!

 

そしてみんなこの景色を見たいと思って、ツアーを検索すると行き着くのが

「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」ツアーなのである。

 

ところが、結論からいうと

「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」では、もはやこの景色は見られない。

観光客ぼったくり小舟ツアーに連れて行かれるだけである。

 

このツアーの内容としては・・

①早朝集合でバスでGO!

②謎のココナッツファームに連れて行かれる。

③エンジンボートに乗って、水路を通りダムヌンサドゥアック水上マーケットへ向かう。

ここからリアルジャングルクルーズが始まる。20分。

 

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④そしてダムヌンサドゥアック水上マーケットに到着。

かつてバンコクの至る所で見られた水上マーケットを再現しているマーケット。お土産、果物、野菜、衣類などの商品をたくさん積んだ多く の手漕ぎ舟が行き交っています。

by ツアーの詳細説明から引用

 

と・こ・ろ・が・・・

どこにも手漕ぎ舟は行き交っていない。

一隻もない。

 

あれ??

 

そこでツアーガイドさんに「この景色はどこで見られるの?」とスマホ調べた水上マーケットのイメージ写真を見せて聞くと、「これはさらに200バーツ出して、手漕ぎボートに乗ると見られるよ!」と。

 

そこで、友人と200バーツさらに払って手漕ぎボートの旅へ!

ちなみに、ツアー自体は700バーツなので、総額では900バーツで日本円では約2970円。

 

なーんだ見られるならよかった〜!と意気揚々と手漕ぎボートに乗り込む。

この舟は6人ほどの乗り合いなので他の観光客と一緒に乗ることになる。

 

が!!!しかし!!!

ここから水上を利用した逃げられないぼったくりツアーが始まる。

 

舟が進むと川の両岸に土産物屋が軒を連ねているのがわかるだけ。

 

ん?

 

どこをどう見渡しても、水上にパッションフルーツを売る舟もココナッツジュースやバナナのお菓子、汁そばを売る舟も出ていない。

カラフルな小舟が行き交う水上マーケットはどこにもない。

 

あるのは、川というよりも順路の決まった水路と

その両岸にびーーーっちり並んだ土産物屋だけ。

 

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こんな感じで横付けされて、問答無用に買い物をさせられるわけなのです。

しかも驚くのは・・・

ナイトマーケットや、街の中にあるマーケットの5倍くらいの値段でふっかけてくる!

 

船頭さんが舟を動かさない限り、わたしたちは逃げ場がないので

とんでもない価格でふっかけてくる店員と延々値段交渉が始まるわけ。

 

しかも、乗り合いというところがまた苦。

 

自分が興味なくても他に乗り合わせた人が興味を持って舟が止まってしまうと

ただひたすらその人と店員の値段交渉の間ぼんやり待っているしかない。

 

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仏様には本当に申し訳ないが、わたしはこのお面にはなんの興味もないのだが

延々このお面の真ん前で他のお客さんおの買い物が終わるのを待つハメになった。

 

その次はこれ。

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こんな木馬にはなんの興味もない。

タイとの関係性も全く見えない。

こいつを見つめてまた延々待ち時間。

 

挙句に、あまりに高いから買わない!とかいうと店員さんがあからさまに嫌な顔や態度を示す始末。。

 

 

そして、一周してはい。終了。

 

ダムヌンサドゥアック水上マーケットのどこにも

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こんなカラフルな水上マーケットは存在しません。

 

 

ちなみに・・・わたしが行った10年前は

③のエンジンボートで水路を通って、④のダムヌンサドゥアック水上マーケットに着いたところで、そこに小舟の水上マーケットの景色が広がってて、200バーツ払って手漕ぎボートに乗り換える必要はなかった。

 

10年の歳月の間に"いかに効率よく観光客から金をむしり取る(言い方w)か"へ変わってしまったんでしょうね。

 

でもこれって、タイの側がこんな風にサービスを変えてしまったのかもしれないけど、HISやJTB、ベルトラとか日本企業が出してるツアーとしてはまずくないか?

 

かつてバンコクの至る所で見られた水上マーケットを再現しているマーケット。お土産、果物、野菜、衣類などの商品をたくさん積んだ多く の手漕ぎ舟が行き交っています。

by ツアーの詳細説明から引用

 

とうたっておいてお客さん集めて、見られないんだから。

詐欺やん。ふつーに。

って思ってしまった。

 

なので、水上マーケットを見たい方は、

 

ダムヌンサドゥアック水上マーケットはやめて他の水上マーケットに行った方がいいと思う!

他にも2,3箇所あるみたいなので。

 

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ちなみにターミナルを囲うように水路があるんだけど

そのターミナルの周りの一部にだけ、小舟のお店がある。

この揚げバナナは結構うまい。