うたのたね

旅するシンガーソングライター 旅と音楽の話

えかみふるは

うたとたび

シンガーソングライターとして活動しています。
旅のこと、音楽のことを綴っていきます。

えかみふるはの音楽ジャーニー<前編>

 

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今日は、わたしと音楽の話をしたい。

 

わたしは音楽なんてちっとも好きじゃなかった。

むしろコンプレックス。

高い声は出ない

リコーダーもピョロピョロ変な音が出てまともに吹けない

ピアノのレッスンも大嫌い

 

中学生のころは、合唱と言うと必ずアルトパートにアサインされて

アルトパートといったら

歌いにくいわ、覚えにくいわ、盛り上がらないわ

あげくに可愛い女子はソプラノとかに多いもんだから

クラスの女子のヒエラルキーでも反映されているかのようで

アルトパートという存在自体を不愉快に思っていた。

 

そんな中、弟たちは弟たちで音楽に没頭し始めるようになった。

わたしが誕生日プレゼントに父に買ってもらったギターを

まだ小学生だった弟がいとも簡単に弾きこなし

挙句には、自ら作曲して歌ってみせるようになった。

しかもこれが姉バカじゃなく本当に名曲だった。

 

中学生だったわたしは、他に興味を持つことも多かったから

頭からきっぱり音楽を切り離すことにした。

音楽はわたしがやるものじゃないんだ。

弟たちのものだ。と。

 

そして時は流れ女子大生になったえかみ。

やっぱり音楽は弟たちのものだったし

聴いたり、カラオケで歌うのを楽しむくらいのものだった。

 

そんなある時、歌が上手い音楽好きの彼氏ができて

ふと、曲をプレゼントしたらどうだろう?というアイディアが浮かんだ。

 

そこで、お風呂でなんとなく鼻歌を口ずさみながら作曲してみたところ

湯船で汗を流す合間に1曲完成したではないか!

我ながらなかなかキャッチーな曲ができたかも!?

と弾む心で弟に聴かせてみると・・・

 

「ねえちゃんこの曲いいじゃん!」

と言って、ギターやベース、ドラムなどのアレンジをすぐに考えてくれた。

 

まさか!自分が作曲なんてできるわけない!

と思っていたのに以外にカンタンにそのハードルを越えたことに驚いた。

 

それから社会人になって学童保育の指導員をするようになったある日。

自分が指導している子どもたちが可愛くて、ほっと心が温かくなった瞬間にメロディーが降ってきた。

その曲がきっかけでわたしはアーティストとして音楽活動を始めるようになった。

 

が、しかし・・・

そこで問題が発生した。

そうだった。

まだそもそも高い声が出ないという問題をクリアしていなかったのだった。

 

自分の作った曲を自分で良さが伝わるように歌えない。

その事実に改めてぶち当たって

そこから「血と涙のボーカルトレーニングジャーニー」が始まったのです。

 

前編ここまで笑

 

長くなってしまうので続きはまた後編にて!

 

↓後編 

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